学校には校則、会社には社則があるように、どこの世界にだって規則がある。
もちろん、SMの世界にだって守らなければならない規則がある。
SMプレイで気を付けなくてはならないのは、プレイがエスカレートしてしまうこと。
あくまでプレイなのだから、相手が傷付くことはしてはいけない。
出会い系サイトミントC!Jメールを利用していると、女性から「ブログを見ました」と返事があった。
出会い系サイトのプロフィールに、自身のブログ名を載せておくと、それから私の為人(ひととなり)を判断してくれる。
返事をくれたのは、SMを趣味とする私に関心を持ってくれたから。
返事をくれた女性に自分の予定を伝えると、「火曜日なら良いよ」と返事があった。
待ち合わせ場所は金沢駅、待ち合わせ時間になっても女性が現れないのは珍しいことではない。
相手がどんな人間なのかを探るために、わざと遅れて来るのだ。
待ち合わせ時間から遅れること5分、女が現れた。
女、「ごめんなさい、遅れて」
私、「遅れたお仕置きはするからね(笑)」
女、「お手柔らかに(笑)」
二人が入ったのは、SMに対応した部屋があるラブホテル。
多くのラブホテルが集まるラブホ街でも、SMに対応した部屋があるラブホテルは多くはなく、私が利用する部屋は毎回同じ。
カギを受け取ると、女がホテルスタッフに会釈をしたため、
私、「このホテルは良く利用するの?」
女、「ここしかないでしょ」
女も私と同じで、SM部屋のヘビーユーザーだった。
勝手知ったるところのため、部屋に着くと女は換気のためにガラス窓を開けた。
ラブホテルにはシティホテルには無い独特な匂いがする、ラブホテルの中でもSM部屋は、これまた独特な匂いがする。
その匂いを消すつもりではないのだが、私も女もソファに座るとタバコを吸い始めた。
女、「私のブログも見てくれた?」
私、「見たよ。パートナーは旦那さん?」
女、「うん」
私、「旦那さんは何歳?」
女、「私より17上だから、57歳」
私、「結婚をして長いの?」
女、「結婚をしたのは私が23の時だから、今年で17年目」
私、「17も歳上の人と結婚をすることに躊躇いは無かったの?」
女、「旦那以外ともエッチをしたことはあるけど、ノーマルなエッチしかしてもらえなかったから、SM好きの旦那と結婚をすることに躊躇は無かったわ」
私、「いつからSMに興味はあったの?」
女、「中学生の時には既に興味はあった」
私、「キッカケは?」
女、「私、中学生の時にクラスの男子達に犯されたの、それがキッカケ」
私、「へえ、そうなんだ」
他人事のような返事をしたが、私がSM好きになったのは、学生の時に女の子を集団で〇〇〇をしたことがあり、その興奮が今も忘れられないから。
タバコを消す女の手首にはリスカの跡があり、それを見ただけで私は興奮した。
SMに対応した部屋のため、ベッドの角には最初から手錠が付いており、
私、「始めようか?」
女は私が命令しなくても、女は自ら顔にはアイマスク、手足は手錠で拘束をした。
女がアイマスクをしたのは、SMプレイを撮影しても良いということ。
女のブログには、アイマスクを付けた彼女が映っており、それを見習って、アイマスクをした女の口に自身のイチモツを突っ込んだ。
イチモツを突っ込まれた女は、イラマチオには慣れているのか、イチモツを奥深く咥えられるよう顔の位置をズラした。
私のイチモツは日本人としては平均的なサイズ、そのため、喉奥深く咥えても、女が嘔吐するまでには至らなかったのだが、女は咳き込み始めた。
なぜなら、イチモツを咥えさせながら、私は自身のアンダーヘヤーをタバコの火で溶かしたから。
火で溶けたアンダーヘヤーの匂いをモロに吸ってしまった女は咳き込もうとするのだが、イチモツを咥えたままでは上手く咳き込めない。
すると、息苦しいのか、女が付けているアイマスクから涙が溢れた。
溢れたのは涙だけではない、女のアソコからはマン汁が溢れ、白色のベッドシーツは濡れて灰色に変色をした。
女のバックにはペニス型のバイブが入っており、それを女のアナルに入れてみると、拍子抜けするほどスッポリ入ってしまった。
私は女のバックからスマホを取り出し、女の旦那さんと思われる男性に、イチモツを咥えながらアナルにバイブを突っ込む女の動画を送ってあげた。
すると、女のスマホには、クエスチョンマーク(?)が付された返信があった。
私、「旦那さんって〇〇じゃないの?」
一旦、女の口からイチモツを抜くと
女、「〇〇はパート先の上司、どうして?」
私、「何でもない」
顔はアイマスクで隠れているため、もしかしたら、女とは気付かれないかもしれない、どうだって良いけど。
どこの世界にだって、守らなければならないルールがある。
女にだけ、恥ずかし目を負わせるようなことは、私はしない。
女が換気のためにガラス窓を開けた時、私はカーテンを開けた、そのため、外からは部屋の中が丸見え。
外を見ると、ラブホの隣に建つオフィスビルから、数人のサラリーマンが私と女にスマホを向けていた。
私、「手を振ってあげて」
女、「誰か見ているの?」
私、「サラリーマンが見ている」
すると、SM部屋のヘビーユーザーである女は、外に向かって手を振った。
女が覗いているサラリーマンらに手を振っている間、イラマチオをしている私は腰を振り、最後は口内発射。
離れていても分かったのか、口内発射をすると覗いているサラリーマンらはいなくなった。
女、「シャワーを浴びて来るね」
私、「もう終わりなの?君はヤラなくて良いの?」
女、「私は良い」
男の私はSMプレイであっても、最後は射精をしないと終わった気がしないのだが、女の彼女は欲求不満のまま家に帰って行った、なぜなら、欲求不満のままSMを終えるのが、旦那さんから課せられた使命だから。
ホテルを出ると旦那さんが迎えに来ており、女と旦那さんは近くの雑居ビルに入って行った、おそらく、トイレか非常階段でエッチをしに行ったのだろう。
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